海外居住者ができる資産運用を紹介

投稿日:2021年9月27日 | 最終更新日:2024年2月23日

海外に居住すると日本で証券口座を開設できない、新規で日本の生命保険に加入ができないなど資産運用を行う上で様々な問題点があります。

その他、銀行の融資を受ける事が難しくなる為、日本での不動産投資等に影響が出る場合もあります。

日本人は海外居住すると資産運用においてデメリットも多くあります。

海外居住者が資産運用を行う上での問題点は次の3つです。

  1. 日本の金融サービスを受ける事に制限がかかる。
  2. 日本の銀行での融資を受ける事に制限がかかる。
  3. 現地の金融サービスが適していない国もある。

①日本の金融サービスを受ける事に制限がかかる

海外居住者は日本の金融サービスを受けることに制限がかかります。

主なものは次の2つです。

証券口座を利用した投資に制限がかかります。

 

新規で生命保険を契約する事ができません。

②日本の銀行での融資を受ける事に制限がかかる。

日本では不動産を取得する場合に国籍や永住権は問われませんが、融資を引いて購入するとなると非居住者は選択肢が限定的となります。

海外居住となると融資条件が悪くなる為に不動産投資での資産運用を行なっている方も大きな損失となる場合があります。

現地の金融サービスが適していない国もある。

香港やシンガポール、アメリカなど日本よりも金融が発達している国の金融商品は世界中で資金を受け取ることができるなど、メリットも多くありますが、新興国などでは現地の銀行口座でしか資金を受け取る事ができません。

滞在国の銀行によっては帰国後に口座解約が必要な場合も多いです。

その他、通貨や言葉、金融機関の信用不安なども発生する場合があります。

海外居住者ができる資産運用とは?

香港の貯蓄型生命保険の活用

海外居住中は日本の生命保険に新規で加入する事はできませんが、外国の生命保険に加入する事ができます。

香港の貯蓄型生命保険の特徴として利回りが高いのはやはり魅力的です。また、香港以外に居住している人にもサービスを行っている為、日本帰国後の保険金は日本口座で受取る事ができます。

一部の保険会社はチャイナリスク回避のため、法人登記国をバミューダなどへ移しています。

<香港の貯蓄型生命保険のご契約例>

■35歳 海外駐在員
日本で余っている預金を活用した資産運用を希望
保険料払込総額:50,000USD
55歳時の予定解約払戻金:139,708USD
65歳時の予定解約払戻金:275,450USD

65歳から100歳まで毎年19,000USD引き出しをした場合、100歳時点での解約払戻金は243,645USD。

将来は配偶者や子供に名義変更をして代々継承もできます。

*現在は香港に渡航する事なく、現地滞在国から郵送でご契約ができます。

外国証券口座の活用

海外居住中は外国証券口座を活用して投資ができます。
日本の証券会社で投資していた株やETFは外国証券会社に移管をすることができる場合もあります。
日本株への投資や200,000USD以上の社債への投資をご希望の場合はシンガポールのフィリップ証券がおすすめです。

海外居住中のみ投資を考えている場合はeToro、アメリカ株のみ投資をする場合はファーストレードなどの選択肢があります。
ただし、eToroは日本居住者へのサービスを行っていません。またファーストレードもベトナムやインドネシアなど居住国によってはサービスを行っていません。
詳細はこちらのページの「Supported Regions」という箇所をご覧ください。

まとめ

最後までお読みいただきありがとうございます。

今回は海外居住者ができる資産運用について解説しました。海外居住中の資産運用についてお気軽に弊社の無料個別相談をご利用ください。

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投稿者プロフィール

久米 直也
久米 直也Managing Director
郵政省・郵政公社(元日本郵政)にて12年、主に保険金支払と窓口業務を担当。郵政大臣表彰、国際優績表彰等を受賞。AIGエジソン生命在籍時はMVP表彰とMDRT会員として3年間営業をした後、2011年にGlobal Support (Thailand) Co.,Ltd.のManaging Director就任。真の経済教育の普及に邁進中。

2022年ゼロイチの挑戦出版。
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