サンライフ香港の米ドル建て貯蓄型保険SunJoy(サンジョイ)を徹底解説!

投稿日:2023年3月10日 | 最終更新日:2024年2月23日

今回はサン・ライフ香港が販売する米ドル建て貯蓄型保険SunJoyについてまとめました。

サン・ライフ会社概要

Sun Life Financial Inc

1865年にカナダで創業した、長い歴史を持つ大手保険会社です。現在では世界27カ国に拠点を展開し、カナダ・アメリカ・フィリピンで上場しています。

2021年の時価総額は日本のかんぽ生命保険の4倍以上の規模。 信用格付けは保険会社最高ランクのAA、Corporate Knights社が発表する「世界で最も持続可能な企業100選」に11年連続で選出されています。

Sun Life Hong Kong

サン・ライフグループのアジア主要拠点として1892年に設立。

香港国内でも知名度は高く、新規契約高は香港内トップ5、全ての香港人が加入するMPF(強制積立年金制度)の預かり総額は香港内トップ3です。

サンライフ香港はチャイナリスク回避を目的に1999年にバミューダ籍の保険会社としています。
サンライフ香港が2023年1月に発売をした貯蓄型保険が【SunJoy】です。

SunJoyの商品概要

SunJoyは長期運用を目的とした保険商品です。
機関投資家である保険会社が債券と株式で運用をします。

・保険料払込期間:2年 / 5年
・払込方法:月払 / 半年払い / 年払い / 全期前納払い
・最低保険料払込総額:払込期間2年-30,000USD、払込期間5年-15,000USD
・保険期間:被保険者年齢120歳まで
・通貨:USD

債券と株式を以下の割合で運用します。
Fixed Income Assets(債券運用)25%-80%
Non-fixed Income Assets(株式運用等)20%-75%

<参考ページ>

▶︎商品パンフレット

SunJoyのご契約事例

タイ在住2年目
35歳 男性
日本に預金をしたままの資金を運用希望、定年退職後の生活資金を準備したい。

保険料払込総額:50,000USD
【予定解約返戻金】
10年後 (45歳) 70,044USD (140%)
20年後 (55歳)139,708USD (279%)
30年後 (65歳)275,450USD (550%)

<保険設計書>

SunJoyの特徴

SunJoyの主な特徴は次の3つです。

特徴①

SunJoyは資産を安定して増やす事ができます。

予定解約返戻金は6年経過後に元本を超えます。
株式運用で発生する価格変動リスクを抑える仕組みのプール機能と機関投資家である保険会社が得意としている債券運用をバランスよく組み合わせることで安定的に資産を増やすことができます。

特徴

SunJoyは自由に保険金の引き出しができます。

運用で増えた資金の一部だけを引き出すことができます。
この場合、運用元本は確保し続けながら、公的年金以外の収入源として増えた保険金の一部を年金のように毎年引き出すこともできます。
仮に運用を開始してから30年後に毎年19,000USDずつ引き出し続けたとしても、100歳時点の解約払戻金はまだ243,645USDが残ります。

<保険設計書>

 

特徴

SunJoyは代々に渡り資産の継承ができます。

契約期間中に契約者や被保険者の名義変更をする事で配偶者や子どもなどへと代々に渡って資産を継承する事ができます。
また契約途中に証券を分割して名義変更もできます。
その他に事前登録をしておくことで、死亡した後でも死亡保険金受取人が新たな契約者・被保険者として運用を継続することができます。

商品の主なリスク

為替リスク

米ドルでの運用となるため、米ドルでは増えた場合でも、為替によっては差損が出る場合があります。
米ドル資産を作ることを目的に運用を行うことをお勧めします。

流動性リスク

保険の流動性リスクとは、短期間で解約をした場合、元本割れとなるリスクのことを言います。 従って無理のない保険料で契約することをおすすめします。

SunJoyが適している方とは?

SunJoyはまとまった資金を活用した資産形成に適しています。株式や投資信託のように相場(タイミング)をみて投資を行う必要がないため、一喜一憂することなく、本業に集中した資産形成ができます。
日本の銀行に預金をしたままの資金や本帰国時に残ったタイバーツでご契約される方が多いです。
6年経たずに解約した場合は元本割れが確定しています。したがって、老後などの必要資金までにできれば10年以上置いておくことができる資金で契約することをお勧めします。

お問い合わせの多い質問

香港に渡航せずに契約は可能でしょうか?
タイにいながら郵送で契約ができます。
保険料はどのように支払えばいいでしょうか?
クレジットカード(VISA、MasterCard、JCB、AMEX)、Wiseもしくは海外送金にて保険料のお支払いができます。
保険金は日本の口座で受け取る事ができますか?
日本の口座で受け取ることができます。
日本に帰国した後もプランを継続はできますか?
日本へ帰国した後もプランの継続ができます。
<その他よくある質問一覧>

▶︎香港の貯蓄型生命保険のQ&A  

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投稿者プロフィール

久米 直也
久米 直也Managing Director
郵政省・郵政公社(元日本郵政)にて12年、主に保険金支払と窓口業務を担当。郵政大臣表彰、国際優績表彰等を受賞。AIGエジソン生命在籍時はMVP表彰とMDRT会員として3年間営業をした後、2011年にGlobal Support (Thailand) Co.,Ltd.のManaging Director就任。真の経済教育の普及に邁進中。

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