資産運用・経済教育2021年5月12日by 久米 直也【タイ在住者必見】投資信託と香港の貯蓄型生命保険の違いについて

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投資信託も香港の貯蓄型生命保険も債券や株式で運用します。
以下の動画では投資信託と香港の貯蓄型生命保険の違いについて解説しています。

 

投資信託と貯蓄型生命保険のリスク

商品の違いを理解するために先ずはそれぞれのリスクについて解説をします。

投資信託のリスク

  • 価格変動リスク
  • 為替リスク
  • 信用リスク
  • 金利変動リスク

香港の貯蓄型生命保険のリスク

  • 流動性リスク
  • 為替リスク
  • 信用リスク
  • 金利変動リスク

投資信託は価格変動リスク、貯蓄型生命保険は流動性リスクに違いがあります。
次に価格変動リスクと流動性リスクの違いについて解説します。

価格変動リスク

価格変動リスクとは、購入時の価格が値上がりしたり値下がりしたりするリスクの事を言います。価格が変動する代表的な商品が株式や投資信託です。
その他、金や為替、暗号通貨も価格変動リスクがあります。

【価格変動リスク】

購入時の価格は1,000円。
翌月、騰落率が−50%となると価格は500円となります。

次の月は騰落率が+50%となると騰落率は±0ですが、500円の価格の+50%価格は750円の為、まだ元本回復まで達していません。
元本まで回復するためには騰落率100%が必要です。
騰落率で見た場合、下がった分の2倍上がってようやく元本に回復します。

次に価格が変動するものを毎月積立で購入した場合について解説します。
1,000円を投資して1,000円の価格のものを購入すると1口購入出来ます。
翌月の騰落率が−50%となり価格が500円となると2口購入する事が出来ます。
この時点では2,000円投資をして3口購入していますので1口あたりの平均購入単価は約666円です。

翌月667円で購入すると元本に戻る事になりますので騰落率は+33.4%で元本に回復します。

一括投資の場合は騰落率が倍になってようやく元本に回復しましたが、積立の場合は下がった騰落率より低くても元本に回復します。
投資信託など価格が変動をする商品は長期定額積立投資をする事でリスクを抑える事が出来ます。

流動性リスク

流動性リスクとは通常よりも著しく不利な価格での取引を余儀なくされることにより損失を被るリスクの事を言います。
香港の貯蓄型保険商品は商品によって違いはありますが、短期間で解約した場合に大きな損失を被ります。

サンライフ社の貯蓄型保険商品Victoryの場合

全期前納保険料:50,000USD
1年後の予定解約返戻金:0USD
5年後の予定解約返戻金:20,656USD

FWD社の貯蓄型生命保険Max Focus Infinityの場合

全期前納保険料:約50,000USD
1年後の予定解約返戻金:0USD
5年後の予定解約返戻金:48,162USD

どちらの商品も短期で解約した場合に損失が確定しています。
一方で長期では確実に資金を増やす事が出来ます。

サンライフ社の貯蓄型保険商品Victoryの場合

全期前納保険料:50,000USD
20年後の予定解約返戻金:123,476USD
30年後の予定解約返戻金:242,254USD

*Victoryについては下記の記事でも詳しく説明しています。

米ドル建て貯蓄生命保険Victory(ヴィクトリー)徹底解説

FWD社の貯蓄型生命保険Max Focus Infinityの場合

全期前納保険料:約50,000USD
20年後の予定解約返戻金:130,504USD
30年後の予定解約返戻金:290,764USD

貯蓄型生命保険はある程度まとまった資金を長期運用する場合に適しています。

まとめ

投資についてはリターンよりもリスクを知る事が大切です。
資産運用のリスクを低減したい方は投資信託など価格変動リスクのあるものは積立で購入して、貯蓄性生命保険など流動性リスクのあるものはまとまった資金で購入する事をお勧めします。

タイ居住中の資産運用におけるメリットとしては外国の貯蓄性生命保険を利用して資産運用をする事が出来ます。
通貨をUSDにしておくと米国株式や米国社債等を中心に保険会社が運用します。
日本帰国後も継続出来て、万一死亡した時の手続きも容易です。
私的年金や不労所得を作りたい人に向いています。
先ずはタイ居住中に情報を知る事をお勧めします。

タイ在住中の資産運用についてお気軽に弊社の個別相談をご利用ください。

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投稿者プロフィール

久米 直也
久米 直也Managing Director
郵政省・郵政公社(元日本郵政)にて12年、主に保険金支払と窓口業務を担当。郵政大臣表彰、国際優績表彰等を受賞。AIGエジソン生命在籍時はMVP表彰とMDRT会員として3年間営業をした後、2011年にGlobal Support (Thailand) Co.,Ltd.のManaging Director就任。真の経済教育の普及に邁進中。