経済教育

経済教育の在り方・二宮尊徳から

古くより、日本人は勤勉と言われてきました。
その勤勉の象徴とも言われた二宮尊徳(二宮金次郎)ですが、二宮尊徳が掲げた『報徳思想』をご存知でしょうか?
報徳思想とは、『〇〇から頂いた徳に報いる!』を常に心掛けていけば、世の中や自身が豊かになれるという考え方です。
例えば、お客様の『徳』によって、自社を選んで頂けたのだ。
その有り難い『徳』に報いるためにも、『お客様が期待する以上に、誠実で、そして優れた商品・サービスを提供しよう。』と心掛ける企業は、社会を繁栄させるだけでなく、自らも豊かになるのは当然のことと感じます。
このように、『報徳思想』とは、単なる美辞麗句ではなく、非常に現実的で、実践においても役立つ考え方です。
その現実主義者でもある二宮尊徳の言葉とされているものに、『経済なき道徳は戯言であり、道徳なき経済は犯罪である』がございます。
前半部分は正にリアリスト、そして後半部分は経済の本質を捉えています。
ちなみに、インド独立の父、ガンジーも『七つの社会的罪(Seven Social Sins)』の一つを『道徳なき商業(Commerce without Morality))としています。
※他の社会的罪には『理念なき政治(Politics without Principles)』、『良心なき快楽(Pleasure without Conscience)』などがあります。
昨今、日本でも投資教育が行われてきていますが、表面的な『お金』のみの内容で、その前に学ぶべき『道徳』が抜けてしまっているような気がしてなりません。
この辺り、周囲の大人たちの責任のもと、子供にもしっかりと伝えていく必要があると感じます。