【シリーズ①】香港保険は他の金融商品と何が違うの?株式投資信託・個別債券・香港保険を徹底比較!

投稿日:2025年9月13日 | 最終更新日:2025年9月14日

海外居住者にとっての資産運用の課題

「老後資金をどう準備すればいいのか?」
「日本を離れたらNISAやiDeCoが使えない…」
「退職金やまとまった資金をどう運用すべきか?」

こうした悩みは、海外居住者や駐在員、日本に帰国予定がある方から日常的にいただくご相談です。
今回は海外居住者の代表的な資産運用手段である 株式投資信託・個別債券・香港保険を比較し、それぞれのメリット・デメリットを整理します。

株式投資信託の特徴

メリット
・複数の株式に分散投資
・高いリターンの期待
・小額でも投資可能
・高い流動性

デメリット
・元本保証ではない
・金融危機・相場暴落時に、資産が大きく目減りする可能性
・日々の値動きに左右されやすい(相場が気になる)

株式投資信託は「攻めの資産」としては魅力的。
ただし、退職後など資産だけで生活をする局面ではリスクが高い側面もあります。

【参考:S&P500の下落率】
・リーマンショック:-56.5%
・コロナショック:-33.9%

個別債券の特徴

メリット
・原則、償還時に額面が返還
・原則、利率が固定
・安定した金利収入

デメリット
・期間中は価格が変動
・償還時に額面が返還されるが、インフレ局面では実質的な資産価値が目減り
・発行体の倒産

個別債券は「守りの資産」、ただしインフレに少し弱い側面も。

香港保険の特徴

メリット
・一定期間を過ぎると元本確保
・相場の影響を受けにくい
・名義変更時は贈与税なし
・国際相続の回避

デメリット
・早期解約では元本割れ
・収入の発生は早くても3年経過後

香港保険は保険会社が機関投資家となり主に債券で運用し、一部株式を組み入れ。「資産を守りながら安定成長を目指す」商品設計。ただし早期解約では元本割れ。
香港保険の商品の詳細はこちら

比較表

※香港保険は「即時の流動性や収益性」では劣るものの、中期(3年〜6年)以降の安定性・流動性・収益性が優れているほか、国際相続を避けるという点でまとまった資金をお持ちの海外居住者に適した資産形成手法です。

ご契約事例

年齢:50歳(海外駐在員)
目的:「今まで貯めてきた資金を減らしたくない」「安定的な老後資金の確保」「子供への資産継承」
保険料支払総額:200,000USD
受取額
①65歳から100歳まで生活費として毎年31,000USD引き出し(合計1,116,000USD)
②100歳時点の予定解約返戻金:393,083USD
100歳時の受取総額(①+②):1,509,083USD

香港保険の商品の詳細はこちら

<保険設計書>

年齢:55歳(海外移住者)
目的:「グローバルに使える資産運用手段を探している」「海外移住後の安定収入」「子供への資産継承」
保険料総額:500,000USD
受取額
①3年経過後の58歳から100歳まで生活費として毎年25,000USD引き出し(合計1,075,000USD)
②100歳時点の予定解約返戻金:2,862,147USD
100歳時の受取総額(①+②):3,937,147USD

香港保険の商品の詳細はこちら

<保険設計書>

まとめ

香港保険は投資ではなく、投資リスクの保険機能とした役割を持ちます。
資産を守りながら安定成長を目指すため、まとまった資金を活用した資産運用に適しています。
その他に香港保険単独の商品だけではなく、香港保険を土台に据えて投資信託を組み合わせる ことで、より収益を高めていきリスク分散を行うこともできます。
香港保険と投資商品との効果的な組み合わせ方はこちら
また、投資を行う際は本帰国後の運用や資金の受取、そのほかに税金、相続など出口戦略も含めて行うことをおすすめします。
香港保険だからできる出口戦略はこちら

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投稿者プロフィール

久米 直也
久米 直也Managing Director
郵政省・郵政公社(元日本郵政)にて12年、主に保険金支払と窓口業務を担当。郵政大臣表彰、国際優績表彰等を受賞。AIGエジソン生命在籍時はMVP表彰とMDRT会員として3年間営業をした後、2011年にGlobal Support (Thailand) Co.,Ltd.のManaging Director就任。真の経済教育の普及に邁進中。

2022年ゼロイチの挑戦出版。
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