生命保険

【タイ在住者の方へ】生命保険の見直し事例

固定費の削減の中で生命保険の見直しのご依頼が現在増えてきています。今回は実際の見直し事例をご紹介します。

リーマンショックの時も私の地元、愛知県では多くの工場が生産縮小や工場停止となり、大企業でも勤務日数が削減して残業も無くなり収入が減ってしまったが多数いました。
もしも、今後収入が下がるようなことになれば家計の見直しが必要になります。 皆さんの多くは生命保険を毎月の固定費として支払っていますが、本当にその保険は適正な保障内容なのか?最近ご依頼の多い生命保険の見直し事例をご紹介します。

保険相談事例

夫35歳、妻30歳、長男3歳、長女1歳
タイ駐在3年目(2020年4月帰任予定)

【現在加入中の夫の保険内容】

①米ドル建て養老保険
月払保険料:431USD(約34,500円)
死亡保障:100,000USD(約1,080万円)

②収入保障保険
月払保険料:2,640円
保険料払込期間:28年
月額保険金:10万円

③医療保険
月払保険料:5,261円
保険料払込期間:27年
入院保障:10,000円/日額

【現在加入中の妻の保険内容】

①終身保険
月払保険料:4,452円
保険料払込期間:終身
死亡保障:300万円

②医療保険:1,892円
保険料払込期間:34年

【保険料と保障内容】

(保険料)
夫の保険料:42,401円
妻の保険料:6,344円
合計保険料:48,745円
(保障内容)
夫が死亡時は1,080万円の死亡保険金と妻が65歳となるまで月額10万円。夫が入院時は日額10,000円の保障。
妻が死亡時は300万円の死亡保険金。妻が入金時は日額5,000円の保障

【個別相談内容】

保険料を払い過ぎているのではないか?保障内容を説明してほしいとのご要望で保障内容をご説明したところ、死亡保障が約1,000万円と月額10万円では奥様と子供の生活資金や私立学校も考えているので教育資金としては全く足りないとの事でした。
保険料も下げたく今までかけた保険料も無駄にしたくないとのご要望で次の提案をしています。
生命保険の考え方について参考記事です。
https://globalsupportthailand.com/2019/11/11/lifeinsurance/


保険の見直し

米ドル建て養老保険は【払済】という方法を取ることにより保険料を停止して解約払戻金を増やす事が可能です。今回のケースでは【払済】をする方が満期時の返戻率が上がる為、【払済】を採用しました。今までの保険料は活かされることとなります。
収入保障保険は保険期間が28年と長いため、保険期間を短くして保険金を増額する。もしくはこのまま残して別の収入保障保険に加入する方法があります。
今回は新しく収入保障保険に加入をします。
医療保険は保険料払込総額が170万円を超えますが、入院は1日10,000円で、15日入院しても15万円です。
直近で入院した場合は海外旅行保険、健康保険等で賄う事が出来るため解約して貯蓄します。
医療保険については以下の記事をご参考ください。
https://globalsupportthailand.com/2020/02/20/thailand_insurance/
奥様の終身保険は保険料払込期間が終身払となっていました。
いつか死亡した場合は300万円が支払われますが、平均寿命まで支払った場合は保険料が300万円となり、保険料も払い続ける必要があります。直近で万一のことが起きても300万円の預金がありましたので必要がない保険でした。

【見直し後の夫の保険内容】

①米ドル建て養老保険(払済)

②収入保障保険
月払保険料:2,640円
保険料払込期間:28年
月額保険金:10万円

③収入保障保険
月払保険料:9,060円
保険料払込期間:22年
月額保険金:60万円

奥様の保険は無し

【見直し後の保険料と保障内容】

(保険料)
夫の保険料:11,700円
妻の保険料:0円
合計保険料:11,700円
(保障内容)
夫が死亡時は払済みをした米ドル建て養老保険と奥様が52歳まで毎月70万円、それ以降65歳までは毎月10万円が保険会社から支払われます。
保険料が37,045円節約できていますので突発的な必要資金のために預金もしながら、老後の必要資金は確定拠出年金や積立NISAで運用をしておく事をお勧めします。
ご主人に万一の事が起きても70万円は保険会社から毎月支払われますので、生活を落とす事なく過ごす事が出来ます。
奥様の収入や預金や資産が増えていく毎に状況に応じて死亡保障を減らしていく事をお勧めします。

まとめ

保険に加入していますか?と質問するとほとんどの方が加入していますと答えますが、どのような保障内容かご存知でしょうか?と質問しますときちんと回答できる人は非常に少ないです。
この機会に自分と家族のために保険の見直しについて考えるきっかけとなりましたら幸いです。
タイ在住中の保険の見直しについてお気軽に弊社の個別相談をご利用ください。